可愛いは作れると確信してしまいそうになったブス
こんにちは。
世間はお盆休みですね。私も研修先の休みに合わせて来週までたっぷりおやすみできると思っていましたがそうはいかず、昨日で終了しました。
みなさんいかがお過ごしですか。
さて、そんな私は先週末、研修先の納涼会で、ほぼ初対面の、別部署にいる60代手前のおっさんから熱烈なシングルアピールと、連絡先交換を求められてていました。
それを回避するのに
「その画面だと、やり方がわからないので勉強してきます」
必需ツールとしてゴリゴリに使ってる世代がわからないってどういうことだよ。ってツッコミを心の中で入れながら……。
いやわりとまじめにわからなかったんです。一瞬。無理やり言葉を絞り出してるあいだに見つけたけど。普段あいほんだからAndroidはわからない。
……かつて仕事で散々ラインアカウントのお友達登録を促してたヤツが何を……と思う。私も思った。
そんな金曜日があって、土曜日は花火大会があったので、同期と観てきました。
やっぱ夏は花火だな、って思ったし、近くで観るのいいね。地元の花火大会はいつも実家の庭か屋根で見てたのでそれだけでもかなり新鮮でした。
でっかい口開けて目ん玉かっぴらいてみてました。小学生の気持ちになってたんじゃないか。ってくらい。
My heart will go on のやつもう一回見たい。
そうして日曜の出来事が本題。
気分で1年半くらい伸ばしてた髪を切りました。久しぶりにショートにしたくなったので、ためらいなくショートに。
人生初の〇〇さんみたいな髪型にしてください、っていう。方式のリクエストで切ってもらいました。
「高畑充希ちゃんにしてください」
とお願いしました。
(いうて、ストレートアイロンで朝伸ばして地元に戻ったのよ。薄めの前髪とミディより長いくらいの黒髪。これはまさしく橋本環奈……。
そんな事考えながら福島から脱出してきたわけです)
みなさんの言いたいことはわかる。
めっちゃわかる。
妹にも言われた。
そりゃねーよ。って。
でもね、たまたまテレビで見た、高畑充希ちゃんのヘアスタイルがあまりにも可愛くて、印象に残ってしまったわけです。
ウルフカットは、私の人生で一番最初に流行ったのが、小学生の頃。
初めてのショートカットはウルフカットでした。表現があってるか不明だけどニュアンスで察してほしい。
毛量がヤバイっていうのは脱毛体験を書いた前の記事でお伝えした通りです。
広がるうねる。それが嫌で、母親と一緒に行った、地元の大きいスーパーのテナントとして入ってたチェーン展開してる美容室。そこで出会った女性の美容師さんにお任せでカットしてもらったのがこれ。
今までの髪型はなんだったんだろう、ってくらい軽やかでお姉さんぽくて、あまりの変貌ぶりに鏡にうつるブスの顔から目が離せなくなったわけです。
そして、梳く、という言葉を覚えたのはこの時でした。
その、再来。
まさに今。
この後すぐに私が今回切り落としてもらった髪の毛の写真晒すのでよく見てください。
多分面白くないから期待はしなくていいです。
これ。
これ、比較対象がないから、は?って思うだろうけど、両手いっぱいで溢れるレベル。濡れてる髪の方が圧倒的に多いからこれが全部ドライの髪の毛だったとしたらもう、抱えるレベル(美容師さん談)
そんな髪はどこからきたのかというと、
これ(橋本環奈)。
これが、
こう(高畑充希)。
私さ、前回のカットの時は髪伸ばす選択だったから、シャンプー終わった後、カットしやすいように、ってアシスタントの新人さんがきれーーーーにセンター分けにして全面も丁寧にコーム入れてってくれたんですわ。
その姿と対面した私。
……山下達郎では……?
それを美容師さんに報告したわけだけど、
まんざらでもない顔で、めっちゃ、笑いながら、
「タツロウ・ヤマシタ?いや〜それはないでしょ〜」
という優しさ。
そんな出来事があって、今日は何になるのかな。って。
シャンプー終わってすぐカット始まったからタツロウ・ヤマシタはなかった。
でも確実にオカリナちゃんと、黒沢かずこがいた。
でも、それも美容師さんは優しく
「大丈夫、高畑充希になるから」
って。
福島在住だろうと関係なく、あなたのところにしか髪の毛切りに行かない、と心で叫びました。
(I塚さんいつもありがとう。もうすぐ10年の付き合いになりますね……。お会いするたびにパパみが増してくのめっちゃシコいです。カットモデルのキャッチで声かけられた時に黒髪ロングのモジャモジャだったのがウソのようです。クソダサロゴT着たきったねーボブヘアのデブスに声かけてくれてありがとう…)
別にね、オカリナちゃんや黒沢かずこが悪いんじゃなくてね、ていうか私むしろ大好きな類の方々なの。でも今回は高畑充希ちゃんになりたかった。ただそれだけ。
そいでさーーー、
この仕上がりがさーーーーー
めっちゃいいんだわ………。
私がただ単にウルフが好きなのかもしれないけどさーーーーーー。
好きしかない。
私かわいい。そして小顔になった。気がする。
にっこりした時とかどう?ね?可愛くない?…ってついつい勘違いしてしまう。
その日美容室出てから会った人々には一度も言われなかったからやっぱブスはブスなんだなとは思ったけど、私が満足してるからそれでいいわ。
サイドの具合とか、襟足のくるんとはねた雰囲気とか、前髪の長さとか……。ていうか前髪自体も重めにしたの久しぶりすぎてちょっともう、様子が全然違うからそれだけでもだいぶ興奮してしまったわけです。
秋意識のくすみグリーンのネイルにもぴったりだった。
なんなんだ……知ってたけど私の担当の美容師さん天才。それ以外ない。
どんなリクエストも確実にその人に似合うように調整しながらカットしてくれるんだ……。天才だ…アンタは天才だ。
一生ついていく……。
やっぱさ、トータルで自分の好きな姿してないとメイクしても好きな服着ても上がりきらないよね。っていうのを切に実感しました。
髪型も大事。
あまりにもテンション上がってしまったせいで正気失って、病人の家に押しかけるために東京まで出かけて行ってしまったからね。
ご厚意だったのかただの言葉の綾を都合よく受け取ってしまっただけか。帰宅した後に大反省会である。
行く、と決めた要素はこれだけじゃないけどさ。色々あるじゃないですか、人間30近くまで生きてるとさ。
ブスは永遠にブスなのはもうね、仕方ない。
仕方ないから、可愛いに近づく努力はしないといかんじゃん?
そう思って、見てくれをどうするの前に愛想を振りまく事を覚えた私、見てくれ気にし始めるの遅かったんじゃねーかな。なんて。
……あれ、待って……何言いたかったか忘れた…話題が迷走し始めた……
とにかくね、ホンネを出すのがヘタクソで、人の顔色伺いながら明るいデブスの生活してたらなんか前より捻くれた性格になってしまったなぁ、生きずらいなあ、なんて思いつつ、やっぱり話題が迷走するのでもうやめます。
今日の結論。
デブスでも、ある程度の可愛いは作れる。
可愛いは作れる。
私が言いたい「可愛い」っていうのは、誰からの目線でもない、自分が見て、感じてアガる姿の話。
できる。
更に、相性のいいプロに頼めば、そこに到達するまでは早い。その分の対価はしっかり支払いましょう。
以上です。
お今日は月がとても綺麗ですが、そんな事を言ってくれる人がいないので、自分で言います。
月が綺麗ですね。